ナンピン・マーチンゲール・スタンダードEA 〜W2C-Clipper〜

ナンピン・マーチンゲール・スタンダードEA 〜W2C-Clipper〜

W2C-Clipper(ver1.05.ex4)は、自由度を高め、改良を加えた上で、W2C-CLIPPER_ver2.00.ex4 として、投資助言代理業の登録完了とともに、販売を再開しております。
販売休止によりご迷惑をお掛けしましたことお詫びいたします。誠に申し訳ありませんでした。

セールスページにもありますように、旧W2C-Clipperご購入者様へは無償提供させていただきます。必要な方は、お気軽にお申し付けください。

W2C-CLIPPER_ver2.00.ex4 概要)

・全通貨ペアに対応可能なナンピン・マーチンゲール・自動売買システム
・ナンピン幅とその系数、初期ロットからの増加係数、リミット値、最大ナンピン回数を任意に設定可能 ※1)
・MT4(メタトレーダー4)専用自動売買ソフト(EA)
・DLL有り
・使用ライブ口座縛りの有効期限付きパスワード有り
・手動決済可能/両建て可能
・7通貨ペア、計15種類の .setファイルサンプル が使用可能
 USDJPY x4種類 、CHFJPY x3種類 、EURCHF x1種類 、EURGBP x1種類 、EURUSD x3種類 、GBPUSD x2種類 、AUDJPY x1種類 (2014.1.16現在)

 ※1) FX初心者でも扱える様、旧W2C-Clipperの入力窓はスタートロットとマジックナンバーのみ。各パラメータを固定することで、過去極端な相場におけるバックテストのデータから、自身が現在とっているリスクの度合いをある程度定量化することで、多段階のリスク管理を定義することができた。今回パラメータ変更可能とすることにより、前記利点は失われるが、各通貨ペア過去相場に照らし合わせた幅広い設定が可能となる。また最大ナンピン回数の設定により、ナンピンレートに裁量判断を効かせることで、運用管理の幅が大きく広がる。

ナンピンマーチンゲールEAの唯一の弱みは、既知の通り適当な押し目/戻しのない一方向への大きな変動です。
アベノミクス相場は、設定2以上のW2C-Clipperを破綻に追い込む凄まじいものでした。

過去にもそういった流れがありましたが、 今回の相場によりナンピン+マーチンゲールEAはもう懲りごり、今後はトレードタイプのEAしか使わないと心に誓った投資家の方々も多いことでしょう。
しかし、どのようなEAであろうとも単独では聖杯には成り得ないという考えは変わらないと思います。トレードタイプEAの多くは、一定期間ごとにパラメータの変更を余儀なくされるものです。

前記に対応するため、今回のW2C-Clipperバージョンアップでは、パラメータを任意設定可能とし、また最大ポジション数を縛る変更を行いましたが、さらにより具体的な対抗策を列記しました。
お役に立てば幸いです。

■■■ スワップポイントに着目
2001年から13年間の AUD/JPY、OnlyLong、Strategy Tester Report を示します。
strategytester_audjpy_2001-2013

AUD/JPYのような、恒久的にその大きな金利差を期待できる通貨ペアで、オンリーロングで稼働させるというものです。
Strategy Tester Reportでは、2008年9月〜11月末のリーマンショック相場で大きな含み損状態になりますが、10ヶ月後の2009年8月には、利食いにより解消されています。

ナンピン+マーチンゲールEAの宿命である、含み損を抱え掴まっている期間にも、大きなスワップ金利を受け取ることで、運用益をカバーすることができます。(Strategy Tester Reportにはスワップは掲載されません)
しかもその含み損を抱えているときが、トータルロットの最大値となっているのです。

■■■  エントリーポイントをズラす
今回W2C-Clipperに最大ポジション数のパラメータを内包したことにより、
以前からご提案の、エントリーポイントをズラす運用方法を、さらに安全に稼働させることができると思います。
例えば、「3ナンピン(合計4ポジション)以降に次のセットを稼働」というようなルール設定により、同じ通貨ペアの同じW2C-Clipperでも、それぞれの掴まっている期間をズラすことができます。

もちろん、相関のない通貨ペアを並行稼働させることも同様の効果を期待できます。

■■■  明確に運用期間を設ける
毎年任意の1年間、運用稼働させるということもいい方法です。
大きなマイナスを損切り決済し、リセットしなければならない年度もありますが、長い目で見ればトータルではこちらの方がリスクが少ないことは一目瞭然です。
1月2日〜12月25日まで稼働させ、確定申告に合わせるのも、収支がわかりやすくていいかもしれません。

【過去記事】
「資金管理のみで勝ち続ける自動売買ソフト」
 → http://w2c.seesaa.net/article/173240662.html
「デモとライブ(=リアル)に差なし」
 → http://w2c.seesaa.net/article/174555650.html
「さらなるリスク低減のご提案」
 → http://w2c.seesaa.net/article/181869255.html
「ライバルは優秀投資ファンド」
 → http://w2c.seesaa.net/article/187715853.html
「ナンピン+マーチンゲール手法の2つの弱点を克服」
 → http://w2c.seesaa.net/article/192794289.html
「両建て設定を加え相乗効果を発揮する」
 → http://w2c.seesaa.net/article/210948373.html
「ナンピンゲールEAのストップ設定を完全否定」
 → http://w2c.seesaa.net/article/214299395.html
「リミット値に関する設計方針とマージン報告」
 → http://w2c.seesaa.net/article/246390562.html
「独立事象ではない為替相場でこそ真価を発揮」
 → http://w2c.seesaa.net/article/262484086.html
「ノーマル稼働と両建てに関する追記」
 → http://w2c.seesaa.net/article/266739802.html

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