円の切上げ

戦後アメリカ・ドルを基準としたIMF相場により、1ドルが360円と固定していたが、輸出の伸び悩み、外貨準備激増してきたので、円の切上げが内外の要求となり、1971年多国間通貨調整会議により、円は16.88%切り上げ、1ドル308円と決まった。このとき変動幅も広げられたが、相場は安定せずアメリカが10%のドル切下げを行なったので、わが国は変動相場制に移行した。

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