チャートの操作

チャートを開く

チャートは、証券の価格変動を時間とともに表示します。チャートはテクニカル分析、エキスパートアドバイザの実行及びそのテストに必要です。ターミナルでは同時に99個までのチャートを開くことができます。

新規チャートを開くには、「ファイル⇒新規チャート」メニューまたは「ウィンドウ⇒新規チャート」メニューコマンドを実行するか、「標準」ツールバーのボタンをクリックします。上記のアクションのいずれかを実行すると、使用可能な通貨ペアの一覧が表示されます。この一覧から必要な通貨ペアを選択すると、そのチャートを開くことができます。新規チャートは、「気配値表示」ウィンドウから、Ctrlキーを押しながら一覧の要素(通貨ペア)をターミナルの作業領域上の任意の場所にドラッグするか、「気配値配置」コンテキストメニューの「チャート表示」コマンドを実行することによっても開くことができます。すべての新規チャートは、ターミナルのインストール時に作成されたDEFAULT.TPL定型チャートで開かれます。このデフォルト定型チャートは削除することはできませんが、変更することはできます。

チャートを作成するためのヒストリーデータはハードディスクに保存されています。チャートを開くときに、このデータがディスクから読み込まれ、最近の欠けているデータが取引サーバからダウンロードされます。ハードディスクにその通貨ペア用のヒストリーデータが存在しない場合は、直近の過去512本のバーがダウンロードされます。それ以前のデータをダウンロードするには、チャートを必要な領域に移動します。チャートが開くと、現在の価格状況の情報がターミナルに入り始めます。このように、それ以後の価格変動はリアルタイムで表示されます。この情報はヒストリーファイルに保存され、その後このファイルを再び開いたときに使用されます。

注意 : ターミナル設定で「ヒストリー内のバーの最大数」パラメータと「チャート表示バーの最大数」パラメータを定義できます。これらのパラメータにより、表示されるヒストリーデータの数及びハードディスクに保存されるヒストリーデータの数を制御することができます。
オフラインチャート
クライアントターミナルではオフラインチャートを操作できます。オフラインチャートは、HST形式でハードディスクに保存されているデータから開かれ、サーバから更新されることはありません。これらは、非標準の証券や周期を操作するのに非常に有用です。

オフラインモードで新規チャートを開くには、「ファイル⇒オフラインチャート一覧」メニューコマンドを実行します。次に、表示されたウィンドウから通貨ペアを選択し、「開く」ボタンをクリックします。すると、OFFLINE.TPL定型チャートが自動的にチャートに適用されます。このとき「(Ofline)」の文字がオフラインチャートの見出しに追加表示されます。

エキスパートをテストするときには、FXT形式のデータファイルが作成されて使用されます。これは標準のチャートとは異なりますが、オフラインで開くことができます。

チャートの設定

ターミナルでの各チャートの画面表示及びプロパティは個別に設定可能です。それには、「チャート⇒プロパティ」メニューコマンド、またはチャートのコンテキストメニューから「プロパティ」コマンドを実行するか、F8キーを押します。これらのアクションによって「プロパティ」ウィンドウが表示され、このウィンドウ上の「色の設定」タブで以下のような各種要素の色を設定できます。

背景色 : チャートの背景色です。

前景色 : 縦横軸、スケール、四本値ラインの色です。

グリッド : チャートのグリッドの色です。

上昇バー : 陽線のひげの色です。

下降バー : 陰線のひげの色です。

上昇ローソク足 : 上昇ローソク足の色です。

下降ローソク足 : 下降ローソク足の色です。

ラインチャート : ラインチャートの色です。

出来高 : オープンポジションの出来高と水準の色です。

Askライン : Askラインの色です。

ストップ水準 : 注文のストップ水準(ストップ(S/L)とリミット(T/P))の色です。

変更部分は自動的にプレビューチャートのウィンドウの左部分に表示されます。チャートの各種色要素を手動で設定する他に、「基本配色」欄であらかじめ決められた色の組み合せを選択することができます。即ち、「Yellow On Black(黒地に黄色)」「Green On Black(黒地に緑色)」「Black On White(白地に黒)」の3種類の色の組み合せがあります。基本配色を選択すると、ウィンドウの左部分のチャート上で上記のチャート要素が表示されます。設定した色の組み合せは定型チャートに保存できます。

このウィンドウでは、チャートのその他の設定も定義できます。それには「全般」タブに切り替え、必要なオプションを選択します。

オフラインチャート : チャートをオフラインに切り替えます。このオプションは、特定のチャートに対する価格データの受信と表示を停止します。その後このオプションを無効にすると、再び価格データがチャートに表示されます。チャートをオフラインで開くと(「ファイル⇒オフラインチャート一覧」メニューコマンド)、このオプションは自動的に有効になります。

チャートを前面に表示 : チャートを「前景」に配置します。この機能を有効にすると、すべての分析用オブジェクトは価格チャートの「下」に配置されます。
このコマンドは「チャート⇒チャートの前面表示」のコマンドと同じです。

チャートの右端移動 : チャートをウィンドウの右側境界からシフトマーク(ウィンドウ上部にある灰色の三角形)までシフトさせます。シフトマークは、マウスを使って、ウィンドウの大きさの10~50%の範囲内で水平方向に移動させることができます。
このオプションは「チャート」ツールバーのボタン、または「チャート⇒チャートの右端移動」メニューコマンドでも有効にできます。

チャートの自動スクロール : 新しいバーを作成し始めた後、チャートを自動的に左にシフトする機能を実行/停止します。このオプションが有効な場合は、常に直近のバーがチャートに表示されます。
このオプションは「チャート」ツールバーのボタン、または「チャート⇒自動スクロール」メニューコマンドでも有効にできます。

スケールを1対1に固定 : チャートの表示倍率を「1対1」で固定します(縦軸の1pipのピクセル単位の長さが、横軸のバー間のピクセル単位の距離と一致するよう設定します)。このとき「表示倍率固定」オプションは自動的に有効になり、ウィンドウの右側にスクロールバーが表示され、垂直方向にチャートを移動させることができます。このモードは、正確な構造を見るために必要です。

スケールの固定 : 現在のチャートの倍率を固定します。倍率が固定されていないと、チャートは自動的に垂直方向に拡大、縮小されます。このオプションにより自動的な拡大、縮小が無効になり、現在の表示倍率が固定されます。このオプションを選択すると、拡大、縮小に対する追加パラメータである「最大固定」「最小固定」の欄がアクティブになります。

バーチャート : チャートを一連のバーとして表示します。
このアクションは、「チャート」ツールバーのボタン、「チャート⇒バーチャート」メニューコマンド、またはAlt+1ホットキーでも実行することができます。

ローソク足 : チャートを一連のローソク足として表示します。
このアクションは、「チャート」ツールバーのボタン、「チャート⇒ローソク足」メニューコマンド、またはAlt+2ホットキーでも実行することができます。

ラインチャート : チャートをバーの終値を結んだ折れ線グラフとして表示します。このアクションは、「チャート」ツールバーのボタン、「チャート⇒ラインチャート」メニューコマンド、または Alt+3ホットキーでも実行することができます。

四本値表示 : 四本値ラインの表示/非表示を設定します。このアクションを実行すると、データラインがウィンドウの左上部に追加表示されます。通貨ペア名とチャート周期を除き、ここには直近のバーの価格が一覧表示されます。価格は以下の形式で表示されます。即ち、始値、高値、安値、終値(四本値)です。したがって、常に直近のバーの正確な価格を確認することができます。このオプションは罫線分析ツールのサブウィンドウのデータラインにも影響を与えます。

Askのラインを表示 : 最新価格のAsk価格水準を表示/非表示します。ターミナルではBid価格でバーが作成、表示されます。しかし、ロングポジションのオープン時とショートポジションのクローズ時ではAsk価格が常に使用されます。それはチャートにはまったく表示されないので、確認できません。そこで、取引オペレーションをより正確に操作するため、「Askのラインを表示」パラメータを有効にすることができます。このコマンドを実行すると、直近のバーのAskラインに一致する水平方向のラインがチャートに追加表示されます。

周期区切り表示 : 周期区切りの表示/非表示を設定します。各バーの日付と時間はチャートの横軸に表示されます。この水平方向の目盛りの間隔は選択した周期に相当します。この「周期区切り表示」オプションを実行すると、より長い周期(周期)の境界線に一致する縦線がチャートに追加表示されます。例えば、1分足から1時間足を持つチャートには日次区切り、4時間足を持つチャートには週次区切り、1日足には月次区切り、1週足と1月足には年次区切りという具合です。

グリッドの表示 : チャートウィンドウへのグリッドの表示/非表示を設定します。
このアクションは、チャートのコンテキストメニューや「チャート」メニューの「グリッド」コマンド、またはCtrl+Gホットキーでも実行できます。

出来高の表示 : ウィンドウ下部に出来高チャートの表示/非表示を設定します。このオプションはスケールが固定されている場合は機能しません。
このアクションは、チャートのコンテキストメニューや「チャート」メニューの「出来高の表示」コマンド、またはCtrl+Lホットキーでも実行できます。

オブジェクトの説明を表示 : チャートへのオブジェクトの説明の表示/非表示を設定します。このオプションが有効になっていて、チャートに取り込まれるオブジェクト記述がある場合は、チャートに直接表示されます。

チャート操作

チャートは市場での価格変動を分析するために使用され、また、色々なテクニカル分析、オブジェクトの構築にも利用できます。チャートは金融市場の分析に非常に有用な手段であるため、大きな関心がチャートに持たれています。チャート操作では以下のことができます。

チャートの種類
通貨ペアチャートには次の3つの型があります。

バーチャート : 一連のバーで表示したものです。
このタイプのチャートを作成するには、「チャート」ツールバーのボタン、Alt+1ホットキー、「チャート設定」ウィンドウ(「チャート⇒プロパティ」)の「バーチャート」オプション、または、「チャート⇒バーチャート」メニューコマンドを実行します。

ローソク足 : 一連のローソク足で表示したものです。
このタイプのチャートを作成するには、「チャート」ツールバーのボタン、 Alt+2ホットキー、または「チャート設定」ウィンドウの「ローソク足」オプション、または、「チャート⇒ローソク足」メニュー コマンドを実行します。

ラインチャート : バーの終値を結んだ折れ線グラフです。
このタイプのチャートを作成するには、「チャート」ツールバーのボタン、Alt+3ホットキー、「チャート設定」ウィンドウのラインチャートオプション、または「チャート⇒ラインチャート」メニューコマンドを実行します。

チャートの保存
クライアントターミナルでは、アクティブなチャートのヒストリーデータを、「CSV」、「PRN」または「HTM」の形式で保存することができます。
上記のいずれかの形式でチャートを保存するには、「ファイル⇒名前を付けて保存」メニューコマンドを実行するか、Ctrl+Sホットキーを使用します。また、「BMP」または「GIF」の形式で画像として保存することもできます。それには「ファイル⇒画像として保存」メニューコマンドか、チャートのコンテキストメニューから「画像として保存」コマンドを実行します。

チャートの印刷
アクティブなチャートをカラー印刷するには、チャート設定の「カラー印刷」のフラグを立て、「ファイル⇒印刷」メニューコマンドの実行、チャートのコンテキストメニューから「印刷」コマンドの実行、「標準」のツールバーのボタンのクリック、または、Ctrl+Pホットキーを使用します。「カラー印刷」が無効になっている場合、または使用できるカラープリンタがない場合、チャートは白黒で印刷されます。

全画面表示
「表示⇒チャート全画面表示」メニューコマンドの実行、または、F11キーを使用すると、チャートが全画面表示に切り替わります。画面上にはチャートウィンドウ、メインメニュー、及びチャートの切り替えバーのみが表示されます。元の表示に戻すには、同様に「表示⇒チャート全画面表示」メニューコマンドを使います。

MQL4プログラムの添付
MQL4プログラムを実行するには、その前にチャートに添付する必要があります。それには「ナビゲータ」ウィンドウから使用するMQL4プログラムを選択してダブルクリックするか、「ナビゲータウィンドウ」コンテキストメニューの「チャートに表示」コマンドを実行します。また、MQL4プログラムをチャート上に「ドラッグ & ドロップ」しても同じ操作ができます。

罫線分析ツールの操作
罫線分析ツールとは、証券の価格、数量を数学的に処理したもので、将来の値動きを予想するために用います。テクニカル分析からのシグナルに基づいて、ポジションをいつオープンするかクローズするかを判断します。罫線分析ツールをチャートに取り込むには、「挿入⇒罫線分析ツール」メニューコマンドの実行、または「チャート」ツールバーのボタンをクリックし、サブメニューを開き、希望の罫線分析ツールを選択します。希望する罫線分析ツールを「ナビゲータ」ウィンドウから開いているチャートに「ドラッグ&ドロップ」しても同じことができます。チャートに取り込まれた罫線分析ツールの一覧は、「チャート⇒表示中の罫線分析ツール」メニューコマンド、チャートコンテキストメニューから「表示中の罫線分析ツール」コマンドの実行、またはCtrl+Iホットキーを使用して、「データウィンドウ」上で確認できます。

テクニカル分析の操作に関する詳細は、「テクニカル分析の操作」セクションを参照してください。

オブジェクトの操作
市場を分析するため、色々なグラフィカルオブジェクトをチャートに取り込むことができます。それには「挿入」メニューコマンドか、「オブジェクト」ツールバーのボタンを使います。メニューにはオブジェクト、幾何学的図形、記号、テキストがグループ化されています。

詳細は「グラフィカルオブジェクト」セクションを参照してください。

周期の変更
クライアントターミナルでは1分から1ヵ月間までの9つのデータ周期を選ぶことができます。テクニカル分析とオブジェクトを使って市場を分析するには、このように多種類の周期が必要となります。
チャートで使用する周期を選ぶには、「周期設定」ツールバー、「チャート」ツールバーのボタン、または「チャート⇒周期設定」メニュー、または、チャートの「周期設定」コンテキストメニューコマンドを実行します。

ズーム機能
チャートは水平方向にズーム表示が可能です。これにより、画面に一度に表示されるバーの数を増減することができます。
ズーム機能は「チャート」ツールバーの/ ボタン、「+」「-」キー、チャートのコンテキストメニューまたは「チャート」メニューの中の「ズームイン」/「ズームアウト」コマンドを使って操作します。
チャートを垂直方向にズームアウト(縮小)するには、縦軸上の1点をマウスの左ボタンで押しながら下方向にドラッグします。縦軸上をダブルクリックするかキーパッドの「5」をクリックすると、元の大きさに戻ります。
また、「チャート設定」ウィンドウの「スケールの固定」オプションを使って上部境界と下部境界を指定すると、正確な大きさにズームできます。同じく「チャート設定」ウィンドウの「スケールを1対1に固定」オプションを使うと、「1対1対応」の設定ができます。すなわち、縦軸の1pip(価格の最小単位)が横軸の1目盛りに対応するよう設定されます。

チャートのスクロール、自動スクロール、及びシフト
スクロールとは、キーボードのカーソルキーの操作によって価格データをチャートの右/左へ移動することです。あるいは、F12キー(「ステップバイステップ」モードで棒足1本分左へ)またはShift+F12(棒足1本分右へ)でスクロールすることもできます。また、チャート上の任意の1点でマウスの左ボタン押しながらカーソルを右/左へ移動してもスクロールできます。「ファーストナビゲーションボックス」を使えば、日付と時間を指定して必要な領域だけを表示することもできます。価格データが表示されていない領域にチャートがスクロールされた場合は、表示されていないバーが自動的にダウンロードされます。

チャートのスケールが固定されている場合は、垂直方向にもスクロールできます。それには、垂直方向のスケールのスライダーを押しながら、マウスを上下に移動します。チャートをデータが表示されていた元のレンジに戻すにはキーパッドの「5」を押すか、垂直方向のスケールの領域をダブルクリックします。

自動スクロールは常に直近のバーの画面を表示します。このオプションが有効になっている場合は、チャートは自動的にその最終部分にスクロールされます。この機能は、「チャート」ツールバーのボタンをクリックするか、「チャート⇒自動スクロール」メニューコマンドで有効にすることができます。

「チャートの右端移動」オプションは直近のバーを画面の右端からチャートのシフトマークにシフトします。チャートのシフトマーク(ウィンドウ上部にある灰色の三角形)は、マウスを使って、ウィンドウの大きさの10%~50%の範囲内で水平方向にシフトすることができます。チャートの右端移動は「チャート」ツールバーのボタンをクリックするか、「チャート⇒チャートの右端移動」メニューコマンドで有効にできます。

チャートポジショニング
通常、ウィンドウの左部分にチャートの基準点があります。特定時間のバーは、スクロールまたはファーストナビゲーションボックスを使って移動できる基準点に固定されています。周期が変わると、それまで使われていた周期の固定バーに対応する、新しい固定バーが計算されます。つまり、この基準点に最も近い周期がウィンドウの左側に表示されます。基準点(チャートの下部境界にある灰色の三角形)はマウスを使ってチャートウィンドウの範囲内で移動させることができます。基準点は「自動スクロール」オプションが無効の場合のみ表示されます。上記の機能は、ある一期間を異なる周期で分析するのに便利です。

注意 : 「自動スクロール」オプションが有効になっている場合は、ポジショニング機能は作動しません。
定型チャートの操作
定型チャートとは、メモリーに保存されているチャートウィンドウのパラメータのことです。定型チャートには次のパラメータが保存されています。即ち、チャートの種類、データ周期、スケール、オブジェクトの全設定、テクニカル/カスタム分析、及びエキスパートアドバイザです。定型チャートにより複数のチャートの外見を素早く簡単に統一することができます。
定型チャートを管理するメニューは「チャート⇒定型チャート」メニューコマンドの実行、チャートのコンテキストメニューから「定型チャート」コマンドの実行、または、「チャート」ツールバーのボタンをクリックして表示することができます。「保存」メニューコマンドは新規の定型チャートを保存し、「削除」メニューコマンドは既存の定型チャートを削除します。
詳しくは「定型チャートとチャートグループ」セクションを参照してください。

チャートグループの操作
チャートグループはチャート群の操作に便利な方法です。チャーのグループを開くと、各チャートとその全設定が、チャートグループが保存されたときと同じ場所に表示されます。
チャートグループを管理するメニューは、「ファイル⇒チャートのグループ表示」メニューコマンドを実行するか、「標準」ツールバーのボタン、または、現在のチャートグループ名を含むステータスバーをマウスでクリックすると開きます。
詳しくは「定型チャートとチャートグループ」セクションを参照してください。

データの更新
価格チャートにエラーまたは欠如が発生した場合は、データを更新する必要があります。価格データを更新するには、「チャート⇒更新」メニューコマンドか、チャートのコンテキストメニューから「更新」コマンドを実行します。これらのアクションが完了すると、欠けているバーがサーバから自動的にダウンロードされ、チャート上に表示されます。

マウスの使用
チャートは以下のようにマウスを使って直接操作することができます。

チャートウィンドウ上の1点を左クリックしたままカーソルを水平方向に移動すると、チャートをスクロールすることができます。

チャートの垂直方向のスケールを左クリックしたままカーソルを垂直方向に移動すると、チャートが垂直方向に拡大/縮小します。垂直方向のスケールをダブルクリックするとチャートが元の大きさに戻ります。

チャートの水平方向のスケール(ファーストナビゲーションボックスではない)を左クリックしたままカーソルを水平方向に移動すると、チャートが水平方向に拡大/縮小します。

チャートウィンドウ上で右クリックすると、チャートのコンテキストメニュー(下記で説明)が表示されます。

テクニカル分析の項目(ライン、記号、ヒストグラムバーなど)の上で左ボタンでダブルクリックすると、対応する罫線分析ツールの設定ウィンドウが表示されます。

テクニカル分析の要素を右クリックすると、テクニカル分析のコンテキストメニューが表示されます。

オブジェクト(ライン、テキスト、または矢印)を、ターミナル設定に応じて左ボタンでシングルまたはダブルクリックすると、オブジェクトを選択できます。

選択したラインを左クリックしたまま移動させると、そのラインが移動します。

Ctrlキーを押しながら選択したトレンドラインを左クリックしてそのまま移動させると、平行トレンドラインが引けます(チャネルを形成)。

チャートウィンドウ上でミドルボタンをクリックすると、カーソルが「十字」に変わります。

選択したオブジェクトを右クリックすると、そのコンテキストメニューが開きます。

バーの終値、あるいはオブジェクトまたはテクニカル分析の要素にカーソルを合わせると、プロンプトが表示されます。

コンテキストメニューコマンドによるチャート操作
チャートのコンテキストメニューのコマンドには、チャート操作を目的としたものがいくつかあります。

エキスパートアドバイザ : エキスパートアドバイザを操作するサブメニューです。エキスパートアドバイザはMQL4で記述されたプログラムで、レートが更新されるたびに実行され、分析や取引を自動的に行うことができます。チャートに組み込まれたエキスパートを操作するコマンドもこのメニューにグループ化されています。このサブメニューを使って、エキスパートプロパティを変更、削除したり、プロパティのテストを開始したりできます。
詳しくは「エキスパートアドバイザ」セクションを参照してください。

スクリプトを削除 : 実行可能なスクリプトを削除します。スクリプトとはMQL4で記述されたプログラムで、アクションを1回実行するためのものです。

表示中の罫線分析ツール : チャートウィンドウに添付されたテクニカル分析を操作するウィンドウです。テクニカル分析とは、将来の通貨ペアの価格変動を予想するために、通貨ペアの価格及び/または数量を数学的処理のことです。テクニカル分析から受け取るシグナルに基づいて、ポジションをいつどのようにオープンするか、またはクローズするかを判断します。

オブジェクトリスト : グラフィカルオブジェクトを操作するウィンドウです。オブジェクトとは、ターミナル内にあり手動で取り込むオブジェクトのことで分析のために使用します。

周期設定 : チャート周期を操作する管理するサブメニューです。
チャート周期は「チャート」メニューまたは「周期設定」ツールバーコマンドでも操作できます。

定型チャート : 定型チャートを操作するサブメニューです。定型チャートとは、他のチャートにも使用できる一群のチャートウィンドウパラメータのことです。
このサブメニューは「チャート」メニューの「定型チャート」コマンドでも呼び出されることができます。

更新 : ヒストリーデータを更新します。このとき、利用可能なヒストリーデータの中で欠けているデータ及び新規データがすべてダウンロードされます。
このアクションは「チャート」メニューの「更新」コマンドでも実行できます。

自動調整 : すべてのテクニカル分析ウィンドウの高さをデフォルトとして設定します。
このアクションはCtrl+Aホットキーでも実行できます。

グリッド : グリッドの表示/非表示を設定します。
このアクションは「チャート」メニューの「グリッド」コマンドまたはCtrl+Gホットキーでも実行できます。

出来高 : 出来高チャートの表示/非表示を設定します。
このアクションは「チャート」メニューの「出来高」コマンドまたはCtrl+Lホットキーでも実行できます。

ズームイン : 1回の手順でチャートを水平方向にズームイン(拡大)します。
チャートは「チャート」メニューの「ズームイン」コマンド、「+」キー、または、「チャート」ツールバーのボタンでもズームインできます。

ズームアウト : 1回の手順でチャートをズームアウト(縮小)します。
チャートは「チャート」メニューの「ズームアウト」コマンド、「-」キー、または、「チャート」ツールバーのボタンでもズームアウトできます。

テクニカル分析ウィンドウの削除 : チャートからテクニカル分析ウィンドウを削除します。テクニカル分析のなかには特別なサブウィンドウに、独自の倍率で表示されるものもあります。このコマンドはそのようなサブウィンドウを削除します。
テクニカル分析の操作に関する詳細は「テクニカル分析」セクションを参照してください。

画像として保存 : チャートを画像として保存します(GIFまたはBMP形式)。
このアクションは、「ファイル⇒画像として保存」メニューコマンドでも実行できます。

印刷プレビュー : チャートの印刷イメージをプレビューします。
このアクションは「ファイル⇒印刷プレビュー」メニューコマンド、「標準」ツールバーのボタンでも実行することもできます。

印刷 : チャートを印刷します。プログラム設定で「カラー印刷」オプションにチェックが入っている場合は、カラーで印刷できます。
このアクションは「ファイル⇒印刷」メニューコマンド、Ctrl+Pホットキー、または、「標準」ツールバーのボタンでも実行することもできます。

プロパティ : チャート設定ウィンドウを表示します
このアクションはF8キーでも実行できます。

注意 : 「エキスパートアドバイザー」サブメニュー及び「スクリプトを削除」、「表示中の罫線分析ツール」、「オブジェクトリスト」の各コマンドは、対応するオブジェクトがチャートに取り込まれている場合にのみ有効となります。

チャートの印刷

クライアントターミナルでチャートを印刷するには、いくつかの方法があります。チャートはカラーでも白黒でも印刷できます。カラーで印刷するには、クライアントターミナル設定ウィンドウの「カラー印刷」オプションを有効にします。すると、プリンタがカラー印刷に対応していればチャートはカラーで印刷されます。対応していなければ白黒で印刷されます。

現在使用しているプリンタの設定が必要な場合もあります。それには、「ファイル⇒プリンタの設定」メニューコマンドを実行します。印刷したい要素がすべて印刷領域に含まれているか確認するには、「ファイル」メニューの「印刷プレビュー」コマンド、またはチャートのコンテキストメニューの「印刷プレビュー」コマンドを実行するか、「標準」ツールバーのボタンをクリックします。印刷そのものは「ファイル⇒印刷」メニューコマンド、チャートのコンテキストメニューの「印刷」コマンド、「標準」ツールバーのボタン、またはCtrl+Pホットキーで実行します。

チャートの削除

チャートの中には、いずれかの作業段階で役に立たなくなり、削除する必要があるものもあります。ファイルを削除するには、「ファイル⇒閉じる」メニューコマンドを実行するかCtrl+4ホットキーを押します。このとき、クライアントターミナル設定ウィンドウで「再表示用に削除済チャートを保存」が有効になっていれば、削除されたウィンドウの定型チャートが保存されます。保存された定型チャートは再使用することができます。したがって、チャートがたまたま削除されても、再び復元することができます。それには「ファイル⇒チャートの再表示」メニューコマンドを実行し、一覧から通貨ペアを選択します。すると、選択した通貨ペアのチャートウィンドウは、設定とそれに取り込まれているオブジェクトもすべてそのまま復元されます。

定型チャート

定型チャートとは、他のチャートにも適用できる一群のチャートウィンドウパラメータのことです。定型チャートには次のパラメータを保存できます。

チャートのタイプと色

カラーダイアグラム

チャートスケール

四本値(OHLC)ラインの表示/非表示

適用するエキスパートアドバイザーとそのパラメータ

添付されたテクニカル/カスタム分析とそれぞれの設定

オブジェクト

日付区切り

定型チャートをチャートに取り込むと、保存されている設定がそのまま証券と周期に添付されます。例えば、MACD RSI、移動平均などの罫線分析ツールを含む定型チャートを作成し、後で別のチャートに使用することもできます。この場合、チャートウィンドウの通貨ペアや周期は異なっていても、同じように見えます。

定型チャートはTPLファイルとして/TEMPLATESディレクトリーに保存されます。定型チャートを一度作成すると、何回でも使用することができます。デフォルト定型チャート(DEFAULT.TPL)はターミナルのインストール中に作成されます。これは、新規チャートウィンドウを作成すると自動的に適用されます。その後、デフォルトテンプレートは、アクティブチャートウィンドウのチャートグループプロパティを使って変更することができます。

新規定型チャートを作成するには、「チャート⇒定型チャート⇒保存」メニューコマンド、またはチャートのコンテキストメニューの「定型チャート」ウィンドウの「保存」コマンド、「チャート」ツールバーのボタンをクリックします。これにより、アクティブチャートウィンドウのデータに基づいて新規定型チャートが作成されます。定型チャートを変更する場合も上記と同じアクションを実行します。ただし、新規ファイル名を入力する代わりに既存の定型チャートを選択します。定型チャートをチャートウィンドウに取り込むには、定型チャート管理メニューから、または「チャート⇒定型チャート⇒定型チャートのロード」メニューコマンドで呼び出せる「オープン」ウィンドウの使用可能なフォルダーの中から使用するファイルを選択します。定型チャートを削除するには、「チャート⇒定型チャート⇒削除」メニューコマンド、またはチャートのコンテキストメニューの「定型チャートウィンド」の「削除」コマンドを実行します。

注意 : 「DEFAULT.TPL」は削除できません。
チャートグループ
チャートグループは、チャート群の操作を便利にする方法です。チャートグループを開くと、各チャートとその設定がチャートグループを保存したときとまったく同じ場所に配置されます。特定の一覧に含まれるすべてのチャートウィンドウの変更はすべて、自動的に現在のチャートグループに保存されます。現在のチャートグループのすべてのチャートウィンドウの一覧は、「ウィンドウ」メニューで確認できます。現在のチャートグループの名前は、ステータスバーウィンドウの1つに表示され、チャートグループ管理メニューにチェックが入っています。ターミナルがインストールされると、デフォルトのチャートグループ(DEFAULT)が作成されます。最初は「EUR/USD」、「USD/CHF」、「GBP/USD」、「USD/JPY」という4つの基本的な通貨ペアがその中に保存されます。

チャートグループは単独メニューで管理されます。このメニューは、「ファイル⇒チャートグループ」メニューコマンド、「標準」ツールバーのボタン、またはステータスバーウィンドウ上の現在のチャートグループ名をクリックして呼び出すことができます。別のチャートグループを使用するには、このメニューの一覧からそのチャートグループ名を選択します。すると新規チャートグループが開いて現在のチャートグループになります。「チャートグループを保存」コマンドは、現在のチャートグループをコマンド実行開始時点までの状態で新しい名前を付けて保存します。新規のチャートグループは以前のチャートグループのコピーで、これが現在のチャートグループになります。チャートグループを削除するには、「チャートグループを削除」コマンドを使います。

「次のチャートグループ」コマンドとF5キーはすべての使用可能なチャートグループを1つずつ開きます。「前のチャートグループ」コマンドとShift+F5ホットキーは逆順でチャートグループを検索します。

注意 : 現在のチャートグループとデフォルトのチャートグループ(DEFAULT)は削除できません。
あらかじめ定義されたチャートグループをクライアントターミナルの取引口座に割り当てることもできます。このチャートグループには、取引口座の番号と同一の番号をチャートグループ名に設定します。特定の取引口座に切り替えたときに一致するチャートグループが存在すれば、そのチャートグループが自動的に開きます。あらかじめ定義されたチャートグループが存在しない場合は、現在のチャートグループがそのままアクティブになります。