クラック・スプレッド

原油はそのままではつかえず、これを蒸留してガソリン、灯油、軽油などに精製して各用途用に販売する。 この原油価格と精製された各製品の価格差がクラック・スプレッドと呼ばれる。 このクラック・スプレッドを固定して原油購入から製品精製販売のコスト利益を固定する方法がクラック・スプレッド・スワップと呼ばれる。実際には原油の価格から対象となる石油製品のスワップ価格の加重平均価格を差し引いた固定価格の買い(売り)に対して同様の計算方法により算出された対象全商品の変動価格加重平均の売り(買い)で差金決済を行なう。

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