フィボナッチ比率

初項が1、第2項を1とし、A(n)+A(n+1)=A(n+2)という式に表されるように隣り合う2つの項の和が次項となる関係の数列をフィボナッチ数列という。1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、144、233....。一般に隣り合う2つの項の比は常に0.618(あるいはその逆数である1.618)となり、この比率を黄金分割比と呼ぶ。一見無秩序に見える自然現象もこの比率に従っているし、相場の値動きにもこの考え方を適用して、黄金比率である0.618や1.618、2.618(=An+2÷An)、0.382(=An÷An+2)などがチャート分析に用いられる。
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